↑いや、変ってゆーか凄く怖い夢を見てしまった…

いつもみたい妄想力逞しい感じの夢でなく、まぁ実際体験したことのトラウマチックな夢です…



それはボクがまだいたいけな幼稚園児の頃の話…



幼稚園の頃、ボクは早生まれなのもあって、クラスの中ではいつも妹的存在だったのです。

この頃の1歳近くの差ってゆーのは、子供と赤ちゃんくらいの差があって…
お漏らしばっかりして泣いてる子もいれば、お遊戯会で立派に長台詞を言える子もいるわけで…


2月生まれのボクはやはり前者に入るわけなのでした(覚えてる限りお漏らしした覚えはないのですが/笑)



右の親指の間接がちょっと奇形で(今はほとんど違和感なく機能しています♪)、リハビリをかねて、3歳になったばっかの頃からエレクトーンを習っていたりして、集団に身を置く機会はありましたが、年少組さんには通っていなかったしなぁ。。


マンションに住んでるお友達が幼稚園に行ってしまうと、もっぱら遊び相手は、公園に来ている年下の赤ちゃんか、母だったのを覚えています。


そう、幼稚園に上がるまで、ボクはまだ赤ん坊だった妹様の姉であり、エレクトーンは自分の表現の場であり、母はオママゴトでは砂団子食べてくれる(フリね/笑)子供役の人だったのです。


年中組さんになって、集団というものに放り込まれて、しかも自分はどうやら下っ端らしいとわかった時は、、、どーするべか(汗)と何度も困った記憶があるですよ…


とにかく、自分の言葉の拙さに腹が立つんですけど、、拙いだけに、口じゃ勝てないわけです(笑)、、

元々、母が買い物の時、魚屋に預けられたり、駐輪場のオッちゃんに預けられていたくらい人懐っこいパーソナリティーの持ち主だったコタロー、、(笑)
決して引っ込み思案でないだけに、大好きな友達とか先生に気持ちが伝わらないのは、悲しいことであり、寂しいことでもあったのです。。



…まぁいつものごとく、クソ長い前置きになりましたが、、
こっからが夢の話…



幼稚園(たぶん)年中の時…季節はそうですね、やはり春紫苑が咲いていたんだから春だったでしょうか…


お散歩した後、どっかの畑の草むしりにいったのです(ボクの通っていた幼稚園ではよく畑いじりをしていました)。


みんな黙々と草むしりをしています。春だから、可愛い花なんかも咲いてて、抜くのが可哀そうだな〜なんて思いつつ、でもこれはお芋ちゃんやニンジンさんが育つためには抜かなきゃいけないのよ〜なんて、先生に教えられて、コタローもまぁ一応納得して仲良しのKちゃんと一緒に雑草を抜いていたんですよ。



そしたらね、男の子の一人が貧乏草貧乏草って騒ぎ出すわけです。
「うわっ早く抜かないと貧乏になるぞ〜」とか言って、ブチブチッとやりだしたわけです。
しかも死ね死ね☆みたいな感じに踏んずけたりとかしちゃったりしてたのです。



ボクは、貧乏草には“春紫苑”という可愛らしい名前があることを知っていました。
保育士だった母は、ボクによく草花の名前を教えてくれたからです。
そういえば名前をかけるように文字を教えてくれたのも早かったなぁ〜

まぁ母も、ボクが早生まれだから皆から遅れてしまわないように一生懸命教えてくれたのしょう。これも素晴らしい愛です。


まぁそんなこんなで、ボクは春紫苑が可愛そうでならなかったのです。
だから男の子に言ってやろうと思ったのです。このお花は“貧乏草じゃなくて春紫苑なのよ”と…


しかし思ったのです。ボクは他の草はためらいもなく引っこ抜いている。
もちろんその中には春紫苑も混ざっている…あれ?おかしいぞ、、


何て言えばいいんだろう??ボクは自分の考えが矛盾してるとか、結局は自分も春紫苑引っこ抜いてるんだから可哀そうなどと思うのは偽善だとかお門違いだとか、はっきりわかたわけでないのです。
とにかく、このモヤモヤを何て言ったら良いものか…そんな感じだったのです。



とにかくボクはクビを傾げつつ、これは“これは貧乏草じゃなくて春紫苑である”と主張しても負ける!と思ったのであります(笑)



でも可哀そうなの春紫苑が…



だからボクは春紫苑の墓を作ることにしました。、、と言っても即興です、、畑だから石とかないし(笑)


とりあえず、何故か落ちていたイチゴとかが入ってるパック(これが落ちてるのも問題な気がする/笑)を墓石にして、ボクは春紫苑に手を合わせたわけです、南無南無と。
それをKちゃんが墓作りを手伝ってくれたのがとても嬉しかったなぁと、とてもよく覚えています。
彼女はお姉さん的存在で、いつも一緒にいた子だったので…わかりあえたと小躍りしていたのです。


んで、墓とか作ってて、現状草むしりはサボっとるボクら(笑)
たぶん、本当に理解のない先生ならば、「コラ!!」と怒ると思うのです。


でもボクの担任の先生はこの道何年のベテランおばちゃん先生。
たぶんコタロー達が何やってんのか薄々わかっていたのでしょうね。

「何やってんの〜?お墓?」
とかこっちにくるわけです。

「うん、そうだよ。春紫苑が可哀そうだからお墓作って南無南無してたの!」
とたぶんこんな感じでボクは答えたのだと思います。



そうすると、先生はどう返してくれるのか。

「そう、偉かったわねぇ。コタローちゃんとKちゃんは優しいわね(^^)」

とニコニコして頭を撫でてくれる訳です。


そうするとKちゃんは大喜びで笑うわけです。


でもヒネクレ者のボクは、何とな〜くしっくりこない。



今ならわかりますよ。ボクは春紫苑が他のただ抜かれていく雑草たちよりも、“貧乏草”という何でそうつけられたんだかわからない、あだ名のせいで蔑まされて踏んずけられているのが嫌で、悲しかったのです。


そりゃ、偽善と言われたって仕方ない。自分は他の草も春紫苑も結局は引っこ抜いて殺しているわけだから。



何が悲しいのか、
それは、きっと春紫苑が蔑まれてしまったことよりも、自分と同じ気持ちを持った人間が誰一人としていなかった事でした。


墓を作ったボクは褒められたかったんじゃない。
褒められたって嬉しかない。


Kちゃんとは違う。


褒められたボクは正しいことをしたけど、春紫苑を蔑んでいた男の子達が怒られて悪者なわけじゃない。


先生はボクを結局どう見てるかもわからない。そして一緒に悲しんでくれるわけじゃない。


家に帰って母に話しても「そう、偉かったわね〜」…
先生と同じやんけ…



ボクと同じ気持ちの人間は誰一人としていない。
同じじゃなくても理解できる人間もいないみたいだ…




あぁ、ボクは、どうやらこういう人間らしい。





もちろん漠然とだけど、そう思ってギャンギャン泣き叫んだりはしませんでした。
なんじゃろけ、コタロー、昔から素麺みたいに冷たく冷めた人間だったのね(笑)



たぶん、言葉が拙いせいだけではなかったんだと思います。


だって、今でもあるしね、こういうこと(笑)
まぁ人間、全てが同じ考えを持ってるなんて気持ちの悪いことがない限り、誰にだってこういうことはあるのかもしれないけど…



何か芯からズレてるみたいなのコタロー(笑)
もう皆が驚くような奇抜な考えとか持ってるんだったらまだ救いようもあるものを、、
何かこだわって意固地を発揮する場所がズレズレなの、、


それが発動すると何て言われるか。屁理屈だよ〜我儘だよ〜なわけです(笑)


うん、そうなんだ!そう判断されることはまだ幸せ。
たぶん、それは仕事とか、集団で遊ぶ時とか、マナーという名のバイブルがあるんだからね、しかたない。ボクが直そう!折れましょう!(偉そうだ/笑)



でもバイブルがない項目でズレが生じた時、人に共感できない時、
それはとても淋しく、恐ろしいことでもあるのです…




あぁ、怖かった、、

目が覚めたら胃が痛かったなんて久しぶりでした、
何故か自分がアスランになって爆弾(核爆弾)処理して捕らわれたキラを助けろ!とカガリとフレイとサイに胸ぐらつかまれた夢を見た時以来だぜ(笑)



何かダーっと打ったら落ち着いてきました。
眠くなくなっちゃったんだけど、横になってみよう、、
と思ったら隣の部屋で妹様の目覚まし鳴ってるし!(鳴ったり止まったり3回目くらい繰り返してますが、起きる様子なし/笑)


クソう!意地でも寝てやる!!!(笑)