終戦日
終戦日過ぎちゃいました、、、
毎年のように戦争には賛成ですか?反対ですか?とか戦争をどう思いますか?というような質問がテレビとかで飛び交っていますねぇ…
ボクのお祖父ちゃんは戦争の時の話を絶対にしてくれません。
友達とケンカした話とか、飼っていたカナリアの話とか、親戚の人にお小遣い貰ってお菓子を買った話とかはしてくれたことがあります。
でも辛かった経験とか悲しかったこととかは絶対に話してくれません。
普段はうるさいくらいおしゃべりなのにね…
以前書いたと思いますが、昔、小学校の時、戦争についての新聞を書こうと思って取材と称してしつこく聞き出そうとしちゃったんです、ボク…
そのことを今でも後悔しています。
戦争の辛い体験を“平和のために”と話してくれる方、本を出されている方もたくさんいます。
その人たちもとても立派だと思う。
何故ってその話を聞くことによって、ボク達は経験していない戦争についてを考えたり論議したりすることができるからです。
戦争に対してどんな考えを持っている人にとってもその経験談、経験した人の思いは貴重なものだろうと思うのです。
でも、
少なくとも戦争を経験したことのないボクには、戦争の話を聞いても、戦争を完全に分かることはできない。
どんなに臨場感のある話を聞いても、悲惨な写真を見てもそれは変わらないと思っています、、
だって経験した人に辛かった気持がわかりました、、なんて失礼だと思うし…
まぁかなり自己中な考えだけど…
悲しいとか辛かったとかそういう気持が、国単位の戦争の論議の世界と一緒にされてる(ように聞こえてしまう)のを耳にした時、やはりちょっと悲しくなします…
それこそ 浅学で人生経験も浅いボクには口出しできるような話じゃないのかもしれないけど…難しいですね…、、
悲しい記憶を心にしまっておくのもいいと思うよ、お祖父ちゃん。
無理やり聞き出そうとしてごめんね…
どうぞ心に大事にしまっておいてください。